この時期、なつかしく思うのは

富山の薬屋さんです。

 冬の時期に、富山から薬をたくさん背負って、駅裏の旅館に逗留して、家々を訪問してお薬を売るおじさん。

 オイラが高校生くらいまでだったかなぁ……

 うちには、おばあちゃんの代から、中野さんというおじさんが来ていました。

 雪が積もっていても、自転車の荷台に薬をたくさん積んで、器用に乗りこなして来ていたなぁ。

 そのお家の家族構成によって、胃腸薬、下痢止め、風邪薬、貼り薬、婦人薬の煎じ薬、虫下し、鎮痛剤、軟膏などを適宜専用の箱(赤くて、引き出しになっている)に詰めていきます。よほど重大な病気でない限り、ほとんどの場合は病院など行かずに富山の薬で済ませましたね。

 私達は、そのおじさんが前の年に置いていってくれた薬を使って、使った分だけ次の冬にそのおじさんが来た時にチェックしてくれて、その場で現金払いしました。そして、新しい薬に詰め替えてもらって、また次の年に……。というように、何十年のおつきあいでしたね。

 薬が入っていたのは、何段も重なった竹製の行李でしたね。その行李の中には、商売に必要なもの-大福帳のような帳面、そろばん、領収証など-が入っていたのは当然ですが、紙風船、ゴム風船など、子どもが喜ぶちょっとしたモノが入っていました。

 その中野さんは、ゴム風船をねじったりしばったりして、こけしとかだるまとかを作ってくれました。マジックで顔まで描いてくれたりして。中野さんがしゃべる富山弁(だったのか?)が、優しい感じで好きだったなぁ。

 虫下し薬が、子どもでも飲みやすいようにということで、チョコレートみたいなものだったので、オイラと弟は、意味もなく飲みたがっていました。

 
 そうそう、薬つながりで思い出したけど、
肝油ってご存知?オイラが小学校の時に、学校で斡旋してました。
肝油ドロップ
というものを。南天のど飴か浅田飴の缶のような丸くて平べったい缶に入った、薄黄色のドロップか固いグミに似たものです。今で言う、ビタミン補給のためのサプリメントでしょう。先生からもらう時、「一日に一個ずつ食べるんだよ。」と言われたのに、ある子が一日に大量に食べて、お腹を壊したっていう事件もありましたね。

 古き良きなつかしい薬に関する思い出でした~~~

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