つい最近の校内研修の議論をよくよく聞いて考えてみたけど、我々教師もかなり上意下達のシステムや内なる官僚主義、権威主義に毒されていて、自分の頭でものを考えていないなぁってつくづく思うよ。

 それに、議論自体もかなり形式的で、それぞれの考え方のギャップや違いを多少でも埋めていこう、共感共有していこうという方向には行かない。それぞれがお山の大将的な感じで言い放って終了ということがものすごく多い。もしかしたら、教師という人種は、人の話を聴く能力がもっとも低い人達なのかも……って思うくらい。教師こそ、聴く技術、考える技術を磨くべきだよ。

 最近読んでいる本は、『謹訳 源氏物語三』(林望現代語訳)と『サンデル教授の話術』です。
 源氏物語三は、「須磨・明石」のところから始まります。光源氏はこともあろうに実の兄でもあり現在の天皇でもある方の后のひとりである朧月夜の君と密通し、それが発覚。官位を奪われ謹慎の身となり、自ら隠遁生活を求めて須磨の田舎へこもる、というくだりです。そこで明石の入道とその娘に出会うわけですが。
 サンデル教授の本は、とても示唆に富んでいます。「最高の教育とは、自分自身でいかに考えるかを学ぶことである」とか、「敬意を持って相手の話を聴く」ことが大切だとか、「教室内の音を聴く」ことで、学生が講義内容に対して興味関心を持って参加しているかどうかがわかるとか、本当に大切なことが書かれてあると思う。

閑話休題
東電に入ろう
ものすごい皮肉がこもった歌。高田渡という亡くなったフォークシンガーの『自衛隊に入ろう』の替え歌です。一度聴いてみてください。

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