今日付の北海道新聞に、
『柔道事故 札幌地裁が道に賠償命令 「教諭に技量把握義務」』
の記事が出ていました。

 『武道』必修化の経緯は、私の専門外なのでよく理解してはいませんが、体育専門のある先生はこう言っていました。
武道といってもいろいろあるけれど、一番安全なのが剣道。ただ、人数分の道具をそろえるのにものすごくお金がかかるので、きっと柔道を選択する学校が多いと思う。でも、柔道は一番危険。中学校の体育教師達は、指導に向けての研修をほとんど行ってこなかったというのも事実。

 新聞記事は、高次脳機能障害の当事者と家族の団体の代表者の「体制が整わないなら実施を延期してほしい」という言葉を紹介し、道教委の今後の対策や柔道連盟の考えなども紹介している。

 こんなリスクを冒してまで武道を指導する意味は一体どこにあるのか。


 もう、教育内容の中央集権はやめたらどうだろうか。
 実際には子どもを指導しないであろう中央官僚達が中心となって教育内容を決め、何か問題があれば責任を問われるのは各自治体であり各学校であり各教師であるというのは、理屈に合わない。学習指導要領を策定する側の責任は一切問われないというのは、馬鹿げている。

 武道の実施は延期すべきです。
 
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追記1
 もし、この政策策定の過程で、実際に指導する教師や実際に予算にかかわる地教委の率直な意見を聞く機会があったら、こういうリスクや予算裏付け、研修に関する問題をもっと早くに指摘できたのではないかと思います。

追記2
 中央教育審議会の委員達の誰が武道必修化を推進したのか、はっきりさせるべきだとも思います。

 

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