愛着障害
って、何だろうって思った。

いつもお邪魔している、広島大学の柳瀬教授のブログで岡田尊司さんの著作について知って、さっそく購入して一気に読みました。

適切な時期に適切な対応と世話と心理的なケアを受けることができないと、愛着パターンが不安定になって、様々な問題になる。人間関係や家族関係、学業や就労、様々な問題行動の根っこに、愛着障害が潜んでいると、岡田さんは主張している。

そして、近頃増えている発達障害と診断されるケースも、実は、愛着障害が本体であるケースが多いのではないかとも。



読んでいるうちに、うちの学校のあの子、きっとそうなんだ……とか、自分の子供時代のこともいろいろ思い出されたり……とかして、すごく考えた。

オイラは、子ども時代、母親の話の聞き役だった。
いかに、姑(祖母)がひどいいじめをしたか、その時に父が何もしてくれなかったか、そういう恨みつらみの話を聞かされて育った。

多分、オイラの心の中には、岡田尊司さんが言うところの『愛着障害』っていうのがあるんだと思ったよ。
どこか、人に甘えきれないところや一人でも別段寂しいと感じたりしないところなんかは、そうなんだって思う。

ただ、教師という仕事を通して、癒されたことも事実。そして、9年前から飼っているわんこによって、癒されたということもきっとそう。



でも、理想的な子ども時代や家族関係を持てる人って、そんなに多いのかな?みんな、何かしらの不完全さや違和感、辛さを抱えているのではないかしら。生涯を通じて、屈託なく幸せです、挫折もありません、なんてヒト、そんなにいるのかしら?

自分の過去や両親との和解って、オイラの場合は済んだのかな?

そういうことで辛さや生きづらさを抱えている人が、核家族化、単親化の増加とともに、増えているのね。そして、子育てにも支援者や協力者が得られずに、同じように辛さを抱えた人を再生産しているのかね。


とにかく、いろいろと考えさせられました。

教育関係者や子育て中の人は、ぜひ、岡田さんの著書を読んで自分や自分の親、あるいは子どもについて、振り返ったり考えたりした方が良いと思いました。



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