仕分け作業で、英語ノートの予算が削減されました。復活する見通しは今のところないようです。
 
 オイラ自身は、英語ノートの内容や内容の配列、それから、全国の児童全員に無償配布するということに対して、常々疑問を持っていたので、英語ノートの削減に対してはどうってことないという考えです。

 が、が!!!!!英語や英語教育に関する知識と経験がゼロの、普通の小学校教師にとっては、これは、大変困ったことです。現段階では、学校現場での具体的な混乱は出てきてはいませんが、来年度の学校体制を考えるに当たって、徐々に問題が浮き出てくるでしょう。

 ろくに予算措置をしないのであれば、
 和歌山大学の江利川先生がおっしゃっている通り、→希望の英語教育へ(江利川研究室ブログ)

新学習指導要領の小学校英語に関する部分は、凍結すべき

ではないでしょうか?その辺を、新政権はどう考えているのでしょうか?

 従来通り、総合的な学習の時間の中で、各学校の裁量で内容や時数を決めて取り組めば良いのではないでしょうか?

 たった週1時間、英会話的な授業を、英語や英語教育についての知識や経験のない教師から習ったところで、何をどう身につけられるというのでしょう?

 オイラは、英語教育について学んだ経験があるし、現在も自分自身英語を学び続けている人間ですから、そういうことは、痛いほどわかります。以前に書いたとおり、ネイティブのALTも、英語を教えるプロではありませんから、そこに依拠して公教育における英語教育を進めて行こうとすること自体、危うさに満ちていると言わざるを得ません。
 
 外国語学習の入門期の本当に大切な時期に、

そういう経験が薄い教師やALTの授業を受けなければならない子ども達こそ良い迷惑です。
言い方は悪いかもしれませんが、百害あって一利なしです。楽しい英語活動の授業をすればそれで解決するというものではありません。

 それよりも、従来通りの総合的な学習の中で、子ども達に文化や言語に関する気づきや思考を促すような内容をプログラム学習として展開すれば、もっと深い学びができるはずです。

 例えば、こんな内容の学習だって可能になります。

 ◎あいさつについて考える~なぜ人はあいさつをするのだろう~
 ◎誰がどこで英語を話している?~多様な文化、多様な言語、英語以外にも言語はある~
 ◎いろいろな英語、いろいろな日本語~方言、お国言葉について考える~
 ◎英語になった日本語、日本語になった英語
 ◎おらがまちのすごいものを発信しよう

 ……どうだろうね?

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